地名はその昔より、その土地の特性を表していると聞きます。
「沼津」と言う地名はまさに体現しており、湿地がたくさんある土地です。
海岸線から北上すると現れる国道一号線バイパス、その北側は多くの田んぼに溢れています。
「沼」と「津」と言う二つの「さんずい」で構成されている沼津市はそれこそ水まみれ。
大雨が降ると水がついてしまうエリアや、地盤のゆるさで沈下して傾いてしまう家などもあります。
しかし考えを変えれば。動物は昔より水周りに集まり生息します。
それだけ自然界の中で飲み物としての水や水棲動物の生息出来る食料の確保できる水辺は魅力的だったのでしょう。
本日はそんな沼津の湿地帯の中にある「アクアプラザ遊水池」をご紹介したいと思います。
沼津市民の中でも知らない人、結構いるんじゃないかなぁ。
湿っぽい話ですが
「アクアプラザってなんだろね」と言う読者の方も多いかと思いますので、ここで簡単におさらいを。
これわかんないとこの記事ちんぷんかんぷんですからね。
アクアプラザ遊水池は沼津市原にある沼津市の衛生プラントの東側に作られた遊水池です。
先ほど書いた通り、国道1号バイパス線の北側は「浮島ヶ原」と言う湿地帯です。
全国的にも珍しい植物もあったりと貴重な生態系みたいですよ。
市のホームページに成り立ちなどが詳しくありますので、気になる方はこちらからどうぞ!
と言うわけでこのウェブの仕事は現地に行って細かいことを皆さんにたくさんご紹介する事!
早速参りましょうか!
少々湿っぽくなるかもわかりませんがそこは湿地ゆえ。ご容赦のほどを。
出会いはいつも怪我の功名
【いきなり本丸】
まずは衛生プラントの建物を。
何だか中も会議室などがありそうな空気感もありますが、どんな事に使われているんでしょうかね?
中を覗いてみようとして見ましたが、そもそも土足厳禁という堅めな感じだったのでチャレンジを断念しました。
一応市民だから入る権利はありそうではありましたが…。
という事で、この施設の東隣がこちら!
【早くもベテラン大集合】
恐らくご近所であろう有閑マダム達が水辺で語らっています。
男性もいたりするのでもしや合コンだったりするんですかね。
アクア合コン。
この辺りじゃナンパスポットとして有名だったりするとテンション上がっちゃいますね。
A「あの婆さんかわいいのう。」
B「ありゃおめえダメだ。アクアプラザ辺りじゃ誰とでも茶を飲みよるらしいぞ。」
A「ほかのう。ええと思ったんじゃがの〜。」
B「最近では市立病院の先生にも色目使っちょるっちゅーもっぱらの噂よ。」
A「そんじゃあの訪問介護の娘はどうじゃ?」
B「訪問介護の子は55歳でねーか。30歳も下ぞ。お前…ロリコンか…。」
ワクワクして来ますね!
水辺で火遊び
まぁそんな下らないことを書いてないでどんどんご紹介しましょう!
【おなじみ立て看板】
ご覧いただけばわかりますが、これがアクアプラザ遊水池の全貌です!
鳥や植物など色んな生物が観察出来るんですね。
そこはさすが水辺、動物達が本能的に集まるのですね。
さっきは人間も観察出来ましたし、考えてみたら筆者も水辺に呼ばれているわけですからね。
恐るべし水辺の魔力。
【潤沢に溢れ出る富士の恵み】
いやーキレイですね。
水に触れてみましたがやはり結構な冷たさでした。
ここから出て来た水が湿地に流れ込んでいるんですね。
一説によると、ここは近隣に水がついてしまう対策として作られたとの話もあります。
ここに水が流れ込んだら周りも助かりますね。(近隣に民家はありませんが)
そしてここの水を汚さない配慮が施設に見え隠れしていましたのでそちらもご紹介します。
【佇むトイレ】
これなら業者の方が回収に来ていただければ済みますもんね。
さすがです!
予算的にもクリアしやすい設備ですね。
むしろ予算的にk(以下自粛)
何も足さない
それではいよいよ園内の散策に行きたいと思います!
迷わず行けよ。行けばわかるさ。
園内は空気が美味しい自然あふれる場所かといえば実はそんな事はなかったりします。
【日本の大動脈のすぐ横】
国道近すぎますね。
あ、でもこれはあれですかね。「吐き出した排気なんてすぐ浄化しちゃうぜ」って事なんですかね。
きっとそうですね。そうに決まってます。
【考えない方の葦がいっぱい】
背丈かそれ以上の葦が生い茂っていますが、この下の方は湿地のような池のような感じになっているのだと推測出来ます。
何しろ葦しか見えないんです。
ご覧の通り。
何も引かない
【お約束の富士山】
葦越しの富士山、今日は残念ながら雲に隠れちゃってますね。
照れ屋さんなのかな?ちょっとだけ顔を出して可愛らしいですね。うふ。
素材そのまま
ここまでお読み下さった皆さん、お気づきでしょうか?
そうです。いつもよりも段落が進むのが早いのです。
というか、本当に葦が生えているだけの場所なのでご紹介が難しいです。
正直今までで一番難しい。
「小麦粉の食レポを提出しろ」と言われているようなものなので、むしろ文章よりも写真で感じでもらう方向でいいでしょうか?
いいですよね?
むしろそれで勘弁してください…
アクアプラザ写真館
【葦がいっぱい生えてますね】
【おー葦だ】
【うん。葦だなこれは。】
【待てよこれ…葦か…】
【葦だな-】
終わりに
いかがでしたでしょうか?
人生でこんなにまとめて葦の写真を見ることもないでしょうから、皆様貴重な体験をされたのではないかと思います。
皆さんはトータル何本の葦を見たんでしょうね?
そんな事を考えると胸がワクワクして来る、アクアプラザ遊水池はそんな素敵な場所です。
葦好きの恋人が出来たら思い切って誘って見るのもアリですね!
「クリスマスツリーのきらびやかさには飽き飽きだ!」
「門松が玄関に置いてあってもし自分に刺さったら嫌だ!」
そんな不満を抱いている全国の皆さんの受け皿、沼津市にありますよ。
年末年始は是非ともアクアプラザ遊水池へ!
という事で、色々な角度の反省を込めて皆様のご機嫌を伺う一枚をご紹介して本日は終わりにしとうございます。
それでは、また会う日まで!
会える時まで!
【かわいいペットの写真載せとけばどうにかなると思ってる】
アクアプラザ遊水池
沼津市原2948-1
PROFILE
- Takashi Endo
-
ロックバンド「GOOFY'S HOLIDAY」のボーカル/ギタリスト。
1994年に結成後、全国のライブハウスを股にかけて活動中。
「インディー界一のツブシのきく男」「バンド界の激安グルメ王」「元気の国の王子様」「マスターオブ弾きたがり」など様々な異名を持つ。
バンド以外にも沼津市でMUSIC BAR「Quars」を経営したり「Tube Drive Records」という弱小レーベルをやったりとそこそこマルチに活躍、どれもまんべんなく儲かっていない。
愛する地元と地球をよりよくするため出来る範囲で健闘中。
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