夏を満喫!ジャンボひものセンターの「ジャンボ祭」!

毎年恒例、沼津ぐるめ街道「ジャンボひものセンター」主催の「ジャンボ祭」。今回は「沼津OTO市場」との合体イベントとあって、昨年よりもさらにパワーアップ!

天気予報では雨の心配がありましたが、なんとか天気が回復。午前10時からスタートし、「静空塾」による空手演武、沼津プロレスのプロレスラーの来場、三島市泉町子供会による「しゃぎり」の披露と、パワフルなパフォーマンスに会場は大いに沸いていました。

▲沼津市外から人気店の出店もありました

▲毎回「沼津OTO市場」でおなじみのお店も出店

▲電球ソーダが子どもたちに大人気!

フードコーナーで美味しい食事を食べたり、出店を見て回ったりしているとあっというまに時間が過ぎていきます。

14:30過ぎから「沼津OTO市場」がスタート。

 

拍手喝采!フラダンスとのコラボレーション

トップバッターは、OTO市場の常連としておなじみのCANARY with NUMAZU ROCKERSの登場です。今回は、フラダンス教室「マウロアフラスタジオ」とのスペシャルコラボレーション・ショー。どんなステージになるのか楽しみです。

定番となった「ROOTS OF MY LIFE~沼津の歌」のほか、BEGINの「島人ぬ宝」など夏らしい曲を披露。

そしていよいよ、マウロアフラスタジオのダンサーが登場です!

ええーッ!ぎゃふーん!か、かわいい~~~~~~!

大人のフラダンサーが登場すると思っていたら、こんなにかわいいチビ・フラダンサーが3人!観客にとびっきりの笑顔を振りまいてキュートなダンスを披露していました!否が応でも目じりが緩みます。

さらに、お姉さんたちの演技が続きます。 CANARYさんたちの演奏に合わせて踊る、大人顔負けの堂々としたフラは思わず目を見張るほど素晴らしいものでした。

余裕しゃくしゃくの笑顔と安定感のあるゆったりした動き。これはもう、プロの域に達しています…すごいです。練習の成果出過ぎです。

CANARYさんの歌もバンドの演奏も、子どもたちに負けじと力が入っていたように感じました。

次は先生たちがダンスを見せてくれます。表情から指先まで、美しく優しい動き。さすが、貫禄がありますね。ラストは、フラスタジオのみなさん全員でのダンスで幕を閉じました。素晴らしい演技をありがとう!

このステキなコラボ、またOTO市場で披露して欲しいですね。蒸し暑い午後のひと時、一服の清涼剤のようなステージでした。

 

そして事件は起こった―――ひものん、神輿に立つ!

今日のひものんは、何だか違うんです。そして筆者は見てしまった!ひものんの裏の顔…ではなく、ひものん第二形態を!(笑)

事件はここから起こったのです。

ワッショイ!ワッショイ!

「なあ、ひものん…ゴニョゴニョゴニョ…な、ええやろ?」(セリフは勝手に忖度しております)

「ええー!困るひも~!ひものん、そんなの未経験だひも~!」(あくまでも忖度したセリフです)

そして、ひものんはしょっぴかれ…あれよあれよという間に、神輿に挟まれて担ぎ手さんたちに揉まれ…

「ええー!どうなっちゃうひもーーーー!?」

スワッ!!

立った!クララが…ではなく、ひものんが立った!

「ひものん、神様になったみたいひも~~~~」

文字通り、ひものんは担がれてしまったのでありました…。

沼津にまたひとつ、奇祭が誕生した瞬間を目撃してしまった筆者(嘘です)。

このあと、ひものんがどこまで担がれたのか、どうやって神輿から降りたのか誰も知らない…(大嘘です)。

 

爽やかなスティールパンの響きで、ダンス!ダンス!

次の演奏は、葉山から来てくれたスティールパン・バンド「OPG」。

スティールパンは、トリニダード・トバゴで生まれた楽器。ドラム缶から作られた音階のある楽器で、独特の金属的な音色が特徴です。

スティールパンの中はこんな感じ。素人にはお鍋の底みたいに見えます(失礼!)。これで音階が奏でられるなんて不思議ですよね。

スプリームスの「恋はあせらず」、MONGOL800の「小さな恋の歌」、ディズニー映画「美女と野獣」のテーマなど、いっしょに口ずさめる人気曲を披露。

なかでも、「アンダー・ザ・シー」からの「パイレーツ・オブ・カリビアン」、そして再び「アンダー・ザ・シー」につなげるオリジナル・メドレーは圧巻。息を飲むような、パワフルで迫力満点の演奏でした。

MCで「私たちはしっとりとした曲が似合わない(バンド)かも…」と言っていた理由がわかったような気がします。今まで抱いていたスティールパンのイメージを塗り替えるような、力強い演奏に驚いた人も多かったことでしょう。

思わず子どもたちも飛び出して、おしりをフリフリ、かわいいダンスを踊っていました。

この素晴らしい音色、大人になってもずっと覚えていてね…!

子どもだけでなく大人も、爽やかで心地よいスティールパンの音色にノリノリ!なんと、アンコールまで飛び出しました。

 

ラテンのリズムのとりこになる!

次に登場するのは東京から来てくれたラテン・ロッカーズ、COPA SALVO(コパ・サルーヴォ)。

フジロックフェスティバルやライジングサンロックフェスティバルなど、数多くのフェスやイベントで観客を沸かせているラテン・バンドです。

ワルいな~(褒めてます)

マンボやチャチャチャなど、思わず腰が動いてしまう危険なラテンサウンドは彼らの真骨頂。抜群のステージングと演奏力の高さで定評があります。

客いじりも上手い…!

そして、女性の扱いも上手い⁉ OPGのお姉さん困ってますよ!(笑)

ラテンがカッコいい不良の音楽だった時代を彷彿とさせる、キレッキレのリズムとスタイリッシュなサウンド。新しくも懐かしい音楽に、会場にいた観客のマダムも思わず身体を揺らしていましたよ。

卓越した演奏力!コアな音楽ファンからの評価が高い理由がわかります。

ライブの後半戦は、観客が入り乱れてダンス、ダンス!

これまでにない盛り上がりの中、幕を閉じました。暑い夏に熱いラテンのリズム、最強じゃないですか!COPA SALVOの、OTO市場への再登板を期待したい!そんな余韻が残る、燃えるようなステージでした。

 

次回の沼津OTO市場は9月9日(土)の開催です。

出演はモッチェ永井&テンダリーズ。

ロックンロールをベースに、モッチェ永井の歌声と詩の世界感、北野原光生のタイトなドラム、CHIEの魔法のようなギターが合わさり、キラキラと甘酸っぱくて熱くなれるサウンドを奏でてくれます。

次回も期待できますよ!!

PROFILE

KobayashiNoriko
KobayashiNoriko
伊豆在住フリーライター/伊豆グルメ研究家。

駿東郡清水町出身。チャリンコで沼津市の某高校に通っていました。
映画鑑賞やバンギャ活動ばかりにうつつを抜かし、落第ギリギリで高校を卒業。その年に上京し、映画雑誌編集部、某ロックバンド事務所での丁稚奉公、寿司屋でのバイト、音楽系雑誌編集プロダクションの編集者などを経てUターン帰郷。フリーランスとして地元新聞社の書籍や雑誌などに取材・執筆・撮影で楽しく携わる。現在はWebサイトや雑誌へ記事・エッセイを楽しく寄稿しております。
学生時代がダメでも、好きなことをやり続けていれば人生なんとかなります、たぶん。でもお金は儲からないです。

昭和レトロ、昭和歌謡、ニチアサを中心とした特撮、インダストリアル(音楽の方)などに対して食指が動きます。

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